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攻殻機動隊

 またみてます。
 一話から。
 そうですね、東のエデンからの繋がりです。
 とりあえず昨日は、12話、タチコマの家出 映画監督の夢までみました。
 一番好きな話が、タチコマの家出なんですよ。実は。

 あんまり、共感していただけることがないのですが、というか攻殻の話をしているときでも、え? そんな話あった? って感じで、みんなほとんど興味を抱いていないわけです。
 あの話は、タチコマが個性を得るにあたって、『命』って奴を知るお話だと思うのですが、もうね、あの丘の上公園に行こうよってタチコマが言ったときから始まるあの音楽、あれを聞くともう目頭が熱くなってしまって・・・・・・。

 ミキちゃんの、秘密の金魚の、あの命の捉え方が、僕にとってすごい衝撃だったんでしょうね。
 その部分のタチコマとの会話は、


「秘密の金魚って言うお話知ってる?」
「秘密の金魚? 知らない」
「私とおんなじくらいの女の子が主人公の物語で、自分の金魚をどうしても他人(ひと)に見せたがらない女の子のお話で…」
「その子がなんで他人に金魚を見せたがらないかっていうと、自分のお小遣いで買ったからだっていうの。それでね、周りの大人は『なんて困った子なんだろう』って心配するんだけど、本当はその金魚はもうとっくに死んじゃってて、そのことを回りの大人に気づかれまいとして女の子は金魚を誰にも見せなかったの」
「ふーん…、よくわからないなぁだって金魚は死んじゃったんでしょ? だったらまたお小遣いとかで新しくすればいいのに」
「だめよそんなの! 死んじゃった金魚はもう帰ってこないんですもん。
女の子は金魚が死んだことで自分が悲しむだろうって大人達に思われたくなかったのよ」
「だって自分はもう十分悲しいんだもん」


 って感じです。
 この最後の二行。ミキちゃんの言葉が、本当に衝撃的でした。
 この不合理なまでの、一個の命に対する執着。
 この後、丘の上公園に行って、探していたロッキーを見つけるわけです。

 話の最後に、タチコマの中に、「to be -not to be」って表示されるんですよね。
 生きるべきか、死ぬべきか。
 あるいは非常に訳の難しい台詞としてか。
 言葉では直接表せない命と、他の言語で表すには非常に難しい台詞。
 それをAIが関連させたのかな、とも思ってしまいますね。


 兵器としてのタチコマが、命について考えさせられる、というのもまた面白いですよね。
 本来命を紙切れのように散らすのが目的のものが、命が大切だと思うようになるかのようなお話。
 現実の世界を見てみても、みんな命が大事だなんだと説いて置きながら、命はやっぱり消費物でしかなく、また人間の命でさえ真実言われるような大切さなどないのだと示されるのに対して、やっぱり命がそれぞれが唯一無二の掛け替えのないものなんだという事実。
 矛盾するようで成り立っているそんな命の正体に、近づいていくAIが流した涙。


 本当に、心やら命とやらが、わからなくなってきます。
 よく心なんていうのは、脳内の分泌物が織りなす錯覚だ、なんていわれますが、ことはそんなに単純じゃ無いわけですよね。
 確かに喜怒哀楽、快不快は脳内物質がもたらすものですよ。
 それは波長の長い電磁波が目に差し込んだときに、赤だと感じる、その現象と同じですよ。
 では、そもそも、じゃあなぜ、その分泌物が分泌されるのか。
 突き詰めて、種の存続?
 じゃあなぜ種を存続させなければならない?
 もとは微細な分子の寄り集まりでしかなかったのが、どうして一つの志向性をもって恒常性を保ち続けるのか。
 単純に、宇宙人が食用プラントとして、プログラムを植え付けていった、というのならわかりやすいんですがね。
 だけどちょっとそれは荒唐無稽ですからね・・・。

 まあ考え出すとキリが無いのです。
 だからここで切りましょうか。

 ちょっと考えすぎて疲れちゃいました。
 この辺で。
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